10年後の仕事図鑑   堀江貴文  落合陽一  この本を読んで!!

 

 

「AIに仕事が奪われる」

 

先の未来に人がやっている仕事のほとんどがAIに代替えされると言われています。

 

仕事を奪われ、世の中の雇用者の数は減ることになり、今まで当たり前のように考えられていた、雇用されて労働をし、対価をもらうという労働スタイルはほぼなくなると考えられている。

 

こう聞くと、

 

「自分は働くことが出来ずに稼ぎも無くなりどうやっていきていけばいいんだ!!」

 

みたいに言う人が現れるが、もっとポジティブに考えてほしい。

 

明日すぐに世の中がいきなり変わるわけではないのだから、先の将来を見据えて準備をしておけばいいだけであり、何より今を全力で生きることで将来につなげればいいだけなのに。。。

 

将来を幸せに暮らしたいなんて考えはみんなが思っていることです。

 

どう足掻いてもこれからやってくる新時代は誰もが生きていかないといけないのだから、何年も先の将来に対して不安にかられネガティブの塊みたいに過ごす必要はありません。

 

しかし、、、

 

これからは大学を卒業し、就職して無事定年を迎え、老後は年金で暮らすというあたり前のように考えている生き方は、間違いなくできなくなります!!

 

だからこそ会社にぶら下がるだけの生き方は辞めて、1人ひとりが自分の人生設計をしっかり立てて生きないといけなくなります。

 

そのためにも、時代の変化に柔軟に対応することが求められて、AIに価値を奪われる人になるのではなく、AIで価値を生み出す人になるべきです。

 

時代に取り残されないためにも「考え方」「生き方」を新時代にシフトしないといけません。

 

 

将来、仕事はAIに代替えされる

 

 

科学の進歩はものすごいスピードで進化を遂げています。

 

10年前に誰もがスマートホンを持ち、インターネットを通じて世界中とつながっている世の中を予想していた人は何人いたでしょうか?

 

ほとんどの人がスマートホンでショッピングをしたり、音楽を聴いたり、オンラインゲームにSNSを使って世界中とつながるなんて考えもしなかったと思います。

 

そして、、、

 

AI (人工知能) の進化にともない世の中のほとんどの仕事は将来、AIに代替えされると言われていて、悪く言えば「仕事をAIに奪われる」ということになるのです。

 

ロボットは人間と違い壊れない限りは働き続け、体調などに左右されることなく同じパフォーマンスで仕事をこなしてくれますし、何よりお給料を払う必要がありません!!

 

AIを組み込まれたロボットは24時間365日文句も言わずに働き続けてくれて、そのうえ人件費の削減にもつながります。

 

経営者からしたらありがたい存在でになるはずです!!

 

近い将来ほとんどの人が考えていた仕事という部分をAIがすることで、がらりと世の中の働き方が変わるでしょう。

 

将来、具体的に仕事はどうなるの?

 

 

AIに仕事のほとんどが代替えされるとなると、どう働いていかないといけないのか不安になる人も少なくないでしょう。

 

今現在、ほとんどの人の仕事のスタイルは、会社に雇用され与えられた仕事をすることで対価を受け取るというものです。

 

しかし、、、

 

このような「雇用され労働し、対価を受け取るという働き方」はどんどんなくなっていくと考えられています!!

 

会社がなくなる?

 

そうではなくて、経営者に雇われて働くのではなく、1人1人が経営者になりそして自らが労働者になる「経営者=労働者」に変化するのです!!

 

1人ひとりが何かしらのスキルの武器を持ち、それぞれ違う武器を持った人たちが集まり皆でお金を出し合い何か価値のあるものを作り上げる。

 

そして、それらで得た儲けを分配してお金を稼ぐ!!

 

こんな感じで、仕事を人に与えてもらうのではなくて、自分の仕事は自分で決めて、そこに価値を見出していく働き方が必要になってくるのです!!

 

会社で嫌な仕事を寿命をすり減らすかのように我慢を繰り返す働き方は、すでに疑問視されており、悪い言い方ではありますが「奴隷的働き方」とまで言われています。

 

我慢して働くのではなく「バカみたいに熱中出来ること」そんなことを自分のスキルにしてしまい、そのスキルを生かせる場で活躍できるような時代が来るので、今からでも自分のスキルに磨きをかけておくべきです!!

 

とはいえ、、、

 

会社員として働いている人はいると思いますが、それはしょうがなしに働いているだけの存在ではないと思います。

 

・自分のやりたいことができる

・自分のスキルに磨きをかけるのに都合がいい

 

こういった考えを持った人が会社員をしているでしょう。

 

個人の得意を集めて仕事をする働き方は、もうすでに若い人ほど取り組んでいる働き方になっていますよ!!

 

 

AIに代替えされ始めている仕事

 

AIに仕事が代替えされるといっていますが、すでに身近なところでそれを感じられているはずです!!

 

半分は機械が仕事をし、半分は人がしているような仕事は既にありますし、すでに人がやらなくてもいい仕事も人件費のほうが安いからという理由でいまだに人がやっている仕事もあります。

 

「10年後の仕事図鑑」 この本には「無くなる仕事」がいくつか書かれていますが5つ紹介します!

 

 

回転寿司

 

回転寿司なんかはわかりやすい仕事の1つではないでしょうか?

 

店に行くと、

 

・テーブルまでお店の人が案内してくれる

・客はタブレットで寿司を注文し、それと同時に誰が何をいくつ注文したかをコンピューターが管理

・ロボットがシャリを握りそれに人が支持どうりにネタを乗せて客に提供

・皿はテーブルにあるポケットに入れ、それと同時にコンピューターが皿の枚数を数え1カ所に集める

・食べ終わるとレジに行きお金を払う

 

簡単な回転ずしでの流れですが、ヨイショヨイショで機械が働き、その間で人は働いていて、まさに機会が働いているからこそ、人件費が抑えられている身近な仕事と言っていいでしょう。

 

 

事務職

 

事務職で主に会計などの計算を主とする仕事は人がやるよりもはるかにAIがやるほうが早くて正確で、そのまま管理され必要なときはデータとして引き出すこともできます。

 

すでにそういったシステムはできており、人がやる必要はありません!!

 

では、何で今でも事務職が存在しているのか?

 

現在はAIを導入するよりも、人を雇ってやったほうが安く「AIよりも人件費のほうが安い」ただそれだけなのです!!

 

 

倉庫業務

 

Amazonの倉庫ではすでにAIによる業務が行われています。

 

商品の取出しから管理まで行われており、注文された商品を棚から取出し、梱包者のもとへ荷物を届け配送されるのです。

 

倉庫の中はロボットたちが縦横無尽に動き回り休みなく働いていて、そのうえ誰が、いつ、何を、何個買ったかなどをAIが管理しています。

 

そのデータをもとに同じものを買った人は他にどういうものを買ったかなどを買い物客に伝えたりとAmazonでは、こういったAIの使われ方がされている!!

 

まだまだAIがやるには難しい部分もあり、人件費のほうが安くつく仕事ではありますが、今現在倉庫の業務は、人手不足に悩まされている仕事で必ず人手不足を解消するためにAIが入ってくる仕事になります。

 

人件費よりも機械化したほうが安くつくならば、人に変わりロボットに代替えされることでしょう!!

 

 

医者

 

医者がなくなる?

 

無くなるというより人数が少なくなり、特殊な技術を持った医師だけが残るのではと考えられています。

 

病気の診断なんかはAIがするようになり、医師は病気の治療や手術などに専念できる日が来るかもしれません。

 

医学は常に進歩しており、新しい知識を絶え間なく身に付けていかないといけません!!

 

人による診断は、その医師が学んだ知識とそれまでの経験から診断されていますが、AIに変わると過去の数万通りに及ぶデータから、診断することが出来ることにより100%に近い状態での診断を下すことが出来るようになり対処することが可能になります。

 

すでにAIは、医療の現場に持ち込まれ実験を繰り返されているほどで、そう遠くない将来実現するのではないでしょうか?

 

 

運転手

 

AIによる自動運転化はよく耳にすることも多いでしょう。

 

これは将来間違いなく実現する未来です!!

 

すでに高速道路を自動で走ることが出来る車だって存在し、自動運転の試験的なことも行われています。

 

これがどの道路でも可能になればタクシーやバスなどの運転手は必要なくなり、無人タクシーや無人バスなんかが街中を走りだす未来は予想できるのではないでしょうか?

 

重機の運転も無人化されれば、ショベルカーやダンプカーなどの特殊車両の運転手も必要なくなるでしょう。

 

AIにデータを送る人がいれば1人で何台もの重機を扱うことが出来、近くにいる必要もないので、人を巻き込むような事故を避けることにもつながり、まさに安全第一での作業が可能になります。

 

 

信用をためる事でお金に変える

 

 

信用をためると言われてピンと来ない人もいると思いますが、その言葉通り「あの人なら任せられる」「あの人なら何かすごい事を成し遂げてくれるのではないか?」という人に自分を信用・信頼してもらうことです。

 

そして貯めた信用は価値になり、その価値をお金に変えるのです!!

 

・磨き上げたスキルは人に信用を生み価値になる

・何かを知るための「学び」や「研究」は人に信頼されることでその信用は価値になる

 

これからの将来1人1人が信用を貯めることに時間を使っていくことが大切になっていくことは間違い無いでしょう。

 

これからは「自給〇〇円」「月給〇〇円」といった働き方ではなく、人の価値にお金が集まるような働き方が求められます。

 

ここで大切になってくるのが、自分の価値は交換可能なのか、交換不可能なのか、という部分を見極める力が必要です。

 

・自分の体は、誰よりも健康な体を持っている

 

健康な体を誰かと交換はできないので、このようなスキルは交換不可能といえます。

 

・自分の作った作品

・目には見えないような磨き上げた技術

 

こういった誰かしらに提供できるものには価値が生まれ、交換可能になります。

 

今からでも自分の「好きなこと」「興味があること」「時間を忘れて熱中出来ること」そんな自分の価値を使うことで信用を増やしていき将来に備えてみてもいいんじゃないですか?

 

 

将来現金は必要ない?

 

「人はお金事態に価値があると思い込んでいる」

 

こう書かれているのですが、これは確かに自分自身もそう思っているなと感じる言葉でした。

 

お金は価値を交換するために必要なアイテムなだけで、それ自体に価値はありません!!

 

支払いは現金で済ませるといった人は、まだまだ日本には沢山いますが、すでにカードやスマホでの決済があたりまえになりつつあり、現金を持ちあること事態がリスクでしかない世の中に変わってきて居ます。

 

ましてや、、、

 

1円を作るのに1円以上かかるのですから現金事態必要かどうかも考えるところです!!

 

 

まとめ

 

「10年後の仕事図鑑」

 

この本には、、、

 

「将来なくなる仕事」

「生まれる仕事」

「将来のお金のあり方」

 

大きくこの2つが書かれており、あくまでも予想であり、必ずそうなると断言するようなことではないが、知っていて損はないことと、知ることで自分の将来への準備の目安になる1冊だと感じました。

 

これから人は生きている以上、嫌でも今までとは違う世界で生きていかなくてはいけません!!

 

それを不幸と考えるのは時間の無駄であり、たった1回の人生なのだから楽しく働き、楽しく毎日を過ごすことをおすすめします。

 

これから社会に出る人、将来に不安を持っているサラリーマンの方たちにぜひ読んでもらいたい1冊です!!

 

 

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