「一生サラリーマンとして働く気はない」
「起業して成功を手に入れて自分の理想を現実にしてみせる」
サラリーマンが起業を決意し、いきなり会社を辞めて起業することはリスクが高すぎます!!
やはり現実的に考えると、多くの人はいっときの間はサラリーマンとの二足のワラジが続くことになるでしょう。
例外の人もいるのは確かですが、私のような中年と言われる存在は尚更だと思います!!
ここでサラリーマンが起業を目指すとありがちなのが、サラリーマンとしての働き方や考え方、生活スタイルにいたるまでそのままで起業に踏み切ることです。
これ失敗に終わる可能性が非常に高いでしょう。。。
誰にも雇われずにビジネスを展開している人たちとはまったく違う意識でいないといけません!!
決してサラリーマンを否定している訳ではありませんが、起業というスタートラインに立つために知っておかなければいけないことをちゃんと理解し、行動に落とし込んでいく必要があります。
「サラリーマンとしての自分」と「起業家としての自分」の2つを使い分ける準備です!!
・ビジネスの基本
・時間の確保
・モチベーションの維持
・本業との付き合い方
サラリーマンが起業を目指すなら、大きくこの4つは理解することがスタートラインに立つための条件です。
この「4つの成功する秘訣」を知ってから起業を目指すのと、そうでないのでは後々の結果に差が出てきて、さらに起業してから軌道に乗るまでの時間の短縮にもつながるはずです。
それでは4つの秘訣を1つずつ詳しくみていきましょう!!
Contents
起業して成功する秘訣はビジネスの基本を知る
起業しようと決意したらサラリーマンとしての自分を捨てなければいけません。
サラリーマンはサラリーマンとしての働き方やスタンスみたいなものが存在していて、起業してビジネスを展開する場合も同じように企業家には企業家の働き方やスタンスは存在します。
サラリーマン気分のまま起業しても必ず失敗するといっていいです!!
サラリーマンはあくまでも会社に雇われることで会社の看板に守られている存在であり、その会社の看板があるからこそ商品は売れていきます。
そして、
サラリーマンと企業家の大きな違いは仕事に対する責任であり、サラリーマンは何か間違いが起きたときの責任は会社が取ってくれるところにあり、自分でビジネスを展開するとなると全ての責任は自分に降りかかってきます。
起業すると決意したならば、
・利益を上げる
・信用を稼ぐ
・顧客の獲得
・自分の意思での行動
最低でもこの4つくらいは起業する前にビジネスの基本として知っておおかないといけないでしょう。
損して得を取ることが成功の鍵
ビジネスにおいて自分だけが得を取ろうとしてはいけません。
サラリーマンはどうしても会社の利益を求められるので自分の利益を1番に考えてしまいますが、ビジネスを展開するにあたって大切なことがあります。
・自分だけが利益を上げるのではなく、お客にも利益を与えなくてはいけない
心理学で言う「返報性の法則」で、人は他人に何かしてもらうとお返しをしなくてはいけないという気持ちになってしまい、この返報性の法則をビジネスでは利用していかないといけません。
あまり損得感情に囚われることなくお客に何か利益を与えましょう!!
例えば、
・無料のお試し品をつける
・リピート時の値引き
・無料でコンサルティングが受けれる権利
などがありますが、ここで大事なのは「お客がありがたいと感じているかどうか」で、自分に利益がないからと決して手を抜かないこと!!
お客に見限られてしまいます。。。
ビジネスを展開していく以上、採算度外視という訳にはいきませんが、お客にまた利用してもらうためにも「損して得を取る」ことは意識しておいたほいがいいでしょう。
起業したら人との接触は多い方が成功できる
人は多くの回数にわたって接触を繰り返すと、相手との壁がなくなり親密さが増すと言われています!!
ビジネスにおいて人とのつながりは絶対で、接触といっても様々な方法があり、
・顔を合わせての会話
・電話
・メール
・自分のブログやメールマガジンを閲覧してもらう
まだまだ様々な方法が存在します。
やりすぎはNGですが、商品を売ったら終わりではなく、定期的にお客との接触をすることが成功の秘訣です!!
成功するためには既存顧客を逃してはダメ
お客との定期的な接触を繰り返す必要がある理由の1つにお客にリピーターになってもらうことがあります。
新規顧客を開拓することは必要になってくることですが、それよりも大切なことは既存の顧客をつなぎとめておくことです!!
新規顧客を獲得するために広告・宣伝に労力や資金をさいて商品を販売していくよりも、すでに商品を購入してもらっているお客に定期的な接触をすることで信頼を強化し、再度商品の購入を促す方が効率的と言えます。
長期的な目でみても、既存の顧客から将来的にどれだけの収益を上げることができるかは長く付き合えば付き合うほど顧客の価値は高まっていくので、必ず既存の顧客は逃してはいけません!!
起業して成功するためには行動あるのみ
「行動すること」
これは当たり前のことですが結果が全てのサラリーマンには行動するということと一緒に失敗もついて回るので、これを無意識的に避けて通ってしまいます。
サラリーマンが苦手としていることの1つです!!
行動するから成功があり、失敗があるからビジネスも自分自身も成長できます。
失敗を恐れて何もしないのはビジネスを展開していく上でダメなことで、現状維持は失敗がない代わりに何も生まれません。
失敗したらラッキーくらいに思えるくらいがちょうどいいのです!!
サラリーマンが起業する秘訣は時間の確保
サラリーマンが起業を目指すときに3つの働き方を選択しないといけません。
1. 会社を辞めて起業する
2. 事業が軌道に乗るまではサラリーマンを続ける
3. サラリーマンを辞めることなく、それ以外の時間でビジネスを行う
ここでの時間の確保は、2と3の選択をした人にフォーカスしていますが、1のようないきなり会社を辞める選択をするような人も時間の確保は必要になるので見方を変えて考えてみてください。
起業するために必要な時間を把握する
今の自分の24時間を把握して、そこから何時間を起業することに充てることができるのかを考えていきましょう。
ほとんどのサラリーマンは会社に時間を縛られています!!
・出勤時間
・休憩時間
・最低でも8時間労働
サラリーマンが中心となる働き方をしている人はどうしてもそこを中心に時間を管理していて、こういった人が時間を確保するときに陥りやすい考え方があります。
それは、
・起業するなら今の自分の時間に加えて何時間を起業することに使うことができそうか?
この考え方をする人が多く、この考え方はダメです!!
人の1日の時間は24時間は絶対で、どんな条件の人も24時間フルに使って生活していて、まさか「私は12時間しか使っていない」なんて人はいません!!
ここでの時間の確保するための考え方は、
・「起業するために」「起業してから」何時間をあてたいのか?
平日は何時間を確保したいのか、休日は何時間やるのかを先に決めてしまい、そこから自分の時間に組み込んでいきましょう!!
サラリーマンとしての1日を見直す
起業するまでや、起業してから1日にどれだけの時間を作業に充てるか決めたら、次は今の自分の1日の時間割を考えていきます。
ここでもう1つ合わせて考えて欲しいのが、
・絶対に変化しない時間
・ないならないでどうにでもなる時間
この2つに分けて考えてみてください。
例えば、必要ではない時間は何か?
・帰宅してからのテレビやスマホを見る時間
・ゲームをしている時間
・会社での飲み会
これらはないならないで何も問題ない時間と言えるでしょう!!
逆に絶対に変化しない時間は?
・会社の出社時間
・お昼休などの会社が定めた時間
・会社を出てから家に着くまでの時間
こんな感じで自分の24時間を細かく細分化して、さらに変えることのできない時間なのかそうでないのかに分けます。
起業家としての時間を捻出する
自分の24時間を細かく細分化できたら次は時間の捻出です。
今の自分の1日の時間で変えることのできる時間はどう変えていけば作業時間を捻出できるのか、変化さすことのできない時間は利用することはできないのか?
これを考えていきます!!
・朝は1時間早く起きて、その捻出した1時間を朝の作業時間に充てる
・通勤の時間や会社に出社してから始業までの隙間時間はインプットに使う
・お昼休みは昼食を食べたら午後の始業までは簡単な作業をすましてしまう
・帰宅後は夕食を済ませ、テレビを見ていた時間は作業する時間に変える
・寝る前のスマホでゲームの時間をやめてその分早く寝て次の日も1時間早く起きる
時間を捻出することはそう難しいことではないのですが、実際にいつもと違う生活スタイルにするとなるとかなりの努力が必要になってきます。
これは今までの生活スタイルが習慣になっているせいで、まずは完璧を求めるのではなく、これから必要となる生活スタイルを習慣化することにまずは専念することです!!
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【新しい習慣を取り入れたい人へ】 習慣化する方法を身につける!!
「やめたい習慣」 だけどやめられない。。。 ここに方法はある!!
成功している人は仕事をマニュアル化している
本業の時間があって、それ以外の時間を作業に当てるとなると限られた時間をいかに効率よく使うことができるかがポイントになります。
商品を梱包するような、同じ作業の繰り返しの作業は商品の大きさによって決められた梱包方法を自分でマニュアル化しておいて、作業するときはマニュアルに従って梱包してしまう。
作業を機械的にこなすようにしてしまえば悩む時間や考える時間がなくなり、そのぶん時間短縮にもつながるはずです!!
記事の執筆などで言えば、記事を書く前の記事の構成はテンプレートを作っておいて、そのテンプレートに沿って記事を書いていくような作業の方法もあります。
こうすることで毎回1から記事構成を考える手間がはぶけ、さらに毎回同じ形式に沿って記事を書いていくので慣れてくれば作業スピードも上がるはずです!!
どんな作業でも工夫次第で作業効率を上げることはできます。
鬼のような作業もときには必要ですが、いかに自分が楽して作業ができるのかも考えましょう。
起業して成功する秘訣はモチベーションの維持
サラリーマンが本業以外で仕事をするとなるとかなりのモチベーションの維持が必要になってきます。
本業が終わると自分の1日の仕事はもう終わったと感じてしまい、会社以外での仕事には全く身が入らない。。。
これはサラリーマンの特徴の1つです!!
起業する前に明確な目標を立てる
作業するにおいてモチベーションが下がる原因はたくさんあり、人それぞれモチベーションが下がるタイミングも理由も違います。
モチベーションが下がる原因の1つに、サラリーマンは本業での稼ぎがあるので、初めはなかなか稼ぐことのできない起業への道に大きなギャップのようなものを感じてしまうのです。
こんなときは、
・起業する理由を明確にしておく
・起業して将来的に自分はどうなっていたいのかを明確にしておく
・短期で達成できる簡単な目標をいくつもかかげる
・起業を目指す仲間を作る
・なるべく早く1円を稼ぐ
稼げない期間に下がってしまうモチベーションを上げるにはこんなことがモチベーションアップにつながります!!
目的をはっきりさすことや将来的にどうなっていたいかは下がった起業熱を再度燃やしてくれます。
達成感を味わうことでのモチベーションアップは絶対なので、小さな目標の達成で小さな成功を味わうことが大切です。
孤独な作業の繰り返しは誰だって嫌になるもので、これを回避するために仲間との交流は非常に効果的でしょう。
稼ぐことのできない作業は修行のようなもので、1円の稼ぐことが喜びにつながります。
サラリーマンが起業する秘訣は本業とは上手に付き合う
「起業しよう!!」
そう決意したときに、当面の間はサラリーマンと起業家の二足のわらじでビジネスをやっていくことが前提にはなりますが、起業を決意したらいきなり会社を辞めることはあまりお勧めできません。
ビジネスにおいて何も経験がない状態で脱サラ起業はあまりにもリスクが高すぎます!!
初めのうちは会社を辞めることにこだわるのではなくて、会社と上手に付き合う方法を考えていきましょう。
サラリーマンが起業を目指すなら、会社との上手な付き合い方にも秘訣はあるはずです。
起業しようと決意しても会社は辞めてはダメ
先ほどから幾度となく言っていますが、会社はやめてはダメです!!
経営者としての知識や経験がないのに、いきなり会社を辞めて起業して成功できるならどんなに楽か。。。
サラリーマンの会社に拘束される時間は確かにもったいない時間かもしれないですが、サラリーマンの収入とは別の収入を持つことが初めのうちは大切。
もし失敗しても、また今まで通りサラリーマンをやるだけです!!
のちに努力が実り、事業が軌道に乗り始めたら、ここでサラリーマンとは縁を切ればいいでしょう。
しかし、これからは収入源が1つというのはあまりにも将来が不安なので脱サラしたからと余裕をこいていたら痛い思いをすること間違いなしです。
サラリーマンが会社で得る知識は財産
せっかく会社に勤めるのなら、その時間を無駄にしてはいけません!!
会社で得ることのできる知識や経験もビジネスを行う上では財産になります。
会社で行かしてもらえる研修などは、間違いなくビジネスをする上で役に立つ情報ばかりなので真剣に取り組み自分のスキルアップにつなげることです。
そしてなんと言ってもビジネスのお手本は自分の会社と言えます!!
起業するということは自分の会社を持つということで、そのお手本に会社ではどうすることで会社という組織が成り立っているのかを研究しましょう。
・会社という組織はどう役割分担されているのか
・部署ごとにどういった仕事の仕方をしているのか
会社という組織に属しているからこそ経験することのできるビジネスのお手本が目の前に存在しています!!
成功したければ自分を厳しく管理
サラリーマンがそれ以外のビジネスに取り組むとどうしても本業がサラリーマンとなり、毎月約束されたお給料が必ず振り込まれているせいで安心してしまい、ついつい起業のための努力がおろそかになってしまう人は多いです。
逆のパターンもあります。
起業のための努力ばかりになってしまい、自分にはやっていることがあるからと本業がおろそかになってしまうことです!!
このパターンは非常に良くなく、本業で必ず同僚に迷惑をかけてしまいまい自分だけの問題ではなくなってしまいます。
こうならないためにも作業時間を確保するため「自分ルール」を作っておきましょう!!
・週末の飲み会は行かないで作業に当てる
・昼食の時間はなるべく削り、昼休みは起業のためのインプットの時間に充てる
・常に残業をしないための努力を怠らないで、時間の確保に力を入れる
時間は自分で確保するしかないので自分で無理のないように時間を確保するための努力が必要になってきます!!
サラリーマンとして作業をこなしているときも、起業のために何かスキルアップにつながることはないかとアンテナを張ることで本業をおろそかにしなくてもスキルアップすることは可能です。
・営業について学びたいなら積極的に営業の仕事につく
・自分に経験がないことを学びたいならその道のプロをお手本に学ぶ
本業をおろそかにしなくても将来のためにできることはたくさんあるので自分に言い訳をするのではなくて、今自分にできる方法を考えましょう。
起業は自己責任
起業を目標にして日頃から努力することは非常にいいことですし、簡単にできることではありません!!
しかし、
あまりに頑張りすぎて本業がおろそかになってしまうのは社会人失格と思われることにつながります。
・勤務時間中に居眠り
・自分に与えられた仕事すらもほったらかし
・徹夜の作業のせいで会社に遅刻
これらは社会人として認められないことであり、起業を目指すという以前の問題です!!
必ず「サラリーマン」「起業を目指す自分」この2つのバランスは上手にとりましょう。
これはあくまでも自己管理の問題であり、自己責任です!!
まとめ
サラリーマンが起業を決意したら、そのままの勢いで企業に踏み切るのはあまり得策とは言えません。
起業する前の準備として「サラリーマンが起業を成功さすための秘訣」を4つ紹介しました!!
・ビジネスの基本
・時間の確保
・モチベーションの維持
・本業との付き合い方
このどれもがサラリーマン気分で取り組んでいたんでは起業は失敗どころか、起業というスタートラインに立つことすらままならないでしょう。
言い方は悪いですが、サラリーマン気分は捨てるべきです!!
4つの秘訣をいきなり完璧に行動に移すことは無理だと思いますが、やるかやらないかは自分次第であり、やはり何事も準備することは必要だと考えます!!
「まずは知ることから行動に移すことが第一歩です」
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