「自分は定時で帰りたい。。。」

 

だから毎日自分の仕事は定時までにきっちり終わらせる努力もしているのに何故だか定時になる直前に狙ったかのように上司が仕事を頼みに来る。

 

定時で帰れば帰るほど日に日に仕事が増えてしまう現象は、実は珍しくありません!!

 

定時で帰ろうとすると上司が仕事を頼みに来るような状態は非常に良くない現象ですが、このことを異常と思っていない上司はあたかも後輩のためを思ってやっているという状態で何も悪意も感じてない。

 

このままでは負の連鎖が続くことになります!!

 

・定時で帰ると仕事が増やされる原因

・このままでいるとどうなるのか

・仕事が増やされてしまった時の対処法

 

この3つを知っておくことが、自分が今後どうすべきなのかのヒントになると思います。

 

 

何故定時で帰ると仕事が増やされるのか?

 

 

定時で帰ろうと努力しているにも関わらず帰る前になって仕事を頼まれてしまい結局帰る事ができないのは何故なのでしょうか?

 

これはあなたが働いている会社や上司の、あなたに対する評価の良し悪しが長い時間仕事をしたかどうかで判断されているせいがほとんどです。

 

「長い時間仕事をした=仕事を沢山した」

 

仕事の結果ではなく、仕事をした時間で判断されているので、定時で帰るあなたは上司からすると仕事をしていない部下と認識され、上司として部下に仕事を与えることであなたの会社での評価を上げようとする優しさかもしれません!!

 

ありがた迷惑な話です。。。

 

なぜ上司とあなたにはそこまでの考え方の差が生まれるのでしょうか?

 

 

定時で帰ると仕事を増やしてくる上司の残業に対する価値観の違い

 

定時で帰ろうとすると仕事を振ってくるような上司のほとんどは、大抵バブル時代にサラリーマンとして働いた経験がある人で、その人たちの全てが残業は会社のために行わないといけないこといった考えであると思ってください。

 

なぜそんな考えになってしまったのか?

 

「24時間働けますか?」「5時から男」なんて言葉がテレビのCMで頻繁に放送されるほど、バブル時代はサラリーマンが会社のために長時間働くことが正しいと認識されていました!!

 

そう、この考えは昔は正義でしかなく、働き方改革が始まり残業を無くそうとしている今になっても昔の考えを引きずってしまっていることが、上司と部下の残業に対する考えに大きな差が生まれている原因です。

 

上司からするとなんとかして部下を出世さしてやりたいという優しさなのかもしれませんね。

 

今は、少ない時間でいかに会社に利益をもたらす事ができるかどうかの時代だとバブル時代に取り残された上司に教えてあげましょう!!

 

 

定時で帰ると仕事が増やされる現状が続くとどうなるのか?

 

定時で帰ると仕事が増やされると悩んでいる人の多くは決して仕事をしていないわけではなく計画的に毎日仕事をこなすことで定時で帰ることを実現している人がほとんどです。

 

そうゆう人に限って仕事が増やされてしまい負担が増えてしまう。。。

 

この状態では、仕事を沢山している人とそうでない人の差が大きくなるばかりです!!

 

会社も上司も、いかに多くの仕事をこなしていくかとなった時にどうしても作業の早い人に頼ってしまうようになるのが原因で、ダラダラ時間が過ぎるのを待つだけの人よりテキパキ仕事をこなしてくれる人に多くの負担がのしかかります。

 

これは、個人で決められた仕事をこなすスタイルの職場よりも、チームとして仕事をこなしていくスタイルの職場に顕著に感じれるでしょう。

 

「仲間なんだから手伝うのが当たり前」

 

この考え方が大きな原因です!!

 

結果的に、どうせ帰れないんだからとダラダラ時間が過ぎるのを待つような働き方をしてしまう人が会社内で増殖してしまうでしょう。

 

ここまでくればもう、真面目がバカを見るような状態です!!

 

 

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仕事が増やされ続ける会社はできる人から辞めていく

 

真面目がバカを見るような状態が続くとその考えや働き方についていくことのできなくなった人たちは会社をさって行くでしょう。

 

そうなってしまった会社はどうなってしまうと思いますか?

 

仕事をこなすことよりも時間が過ぎることの方が大切になってしまった、仕事のできない人ばかりが残ってしまいます。

 

新しい人材を雇うことで会社にプラスに働くよう仕向けても、できる人は辞めていき、残るのはできない人だけの負の連鎖が始まり「会社の業績は伸び悩み、下手したら右肩下り」ここまでくれば会社で働くこと自体が不安な会社です!!

 

極端な話かもしれませんが珍しい話ではないんですよ!!

 

 

仕事が増やされてイライラした時の対処法

 

 

定時で帰ろうと思っていたのにいきなり仕事を増やされた時には誰だってイライラすると思います。

 

その行き場のない気持ちを我慢し続けて毎日を過ごすのか、それともうまく交わすことで自分のスタイルを崩すことなく維持し続ける努力をするのか?

 

ストレスは毒です!!

 

・明日できないか考える

・頼まれたら断る

・最終手段は転職

 

対処の仕方はまだまだあると思いますが、なるべく多くの対処法を知ることで自分の引き出しを増やしておき、残業を頼まれた時に1番最適な判断をできるようになる事が大切です。

 

対処の仕方を知っておく、あるいは身につけることで自分の仕事のスタイルを崩さないようにしましょう。

 

 

仕事が増やされた時は明日できないか考えてみる

 

「〇〇さん、この仕事今からできないかな?」

 

こう言われた時にすぐに考えないといけないことは!!

 

・頼まれた仕事はどんな内容なのか?

・緊急を要する内容なのか?

 

この2つを瞬間的に考えることで今やらないといけないのか、明日ではいけないのかの判断を下します。

 

仕事の期限はいつまでなのかがわからないときは、直接頼んできた本人にいつまでやればいいのか聞いてしまうことで引き受けるかどうか決めましょう!!

 

明日やる判断を下し引き受けることにしても、明日やることを相手に伝えてきっちり明日こなせば何も問題のないことです。

 

 

イライラを我慢しないで思い切って断る

 

「帰ろうと思ったのに。。自分の仕事なんだから自分でやれよ!!」

 

心の中で思うだけで口にすることはできないで我慢してばかりで日に日にイライラが募るばかりじゃ会社が嫌になるのは当たり前ですし、過度のストレスは体にも良くないです。。

 

ここは思い切って断ってしまってもいいかもしれません!!

 

もちろんストレートに「自分でやったらどうですか?」は角が立つだけなので言い回しを考えないといけませんが、嘘も方便というくらいですから「まだ自分にはやるべき事があるのですが、これから私用があるので帰らしてもらいます!!」と、我慢してばかりいないでたまには嘘をついてもいいんではないでしょうか?

 

新人だから誰よりも苦労しないといけないなんて道理はありません!!

 

もしも、なかなか断る事ができない思っているなら、自分で断る時のルールを作るといいです。

 

例えば、明らかに自分の仕事をダラダラしていつまでたっても帰ろうとしない人が自分に仕事を押し付けてくるような事があるならその時は迷わず「自分は定時で帰る努力をしているので帰ります!!」

 

これくらいのことを言えるくらいの勇気は持っておくべきです。

 

 

仕事が増やされ続けるなら転職も視野に入れる

 

どんなに今の現状にあらがっても何も変わらなかったり、もう自分の中で限界を感じてしまったら転職を考えることも選択の1つではありますが、あくまでも最終手段です!!

 

嫌だから辞めてしまう選択を簡単にしてしまう人は転職先でも嫌になるとすぐに辞めてしまう辞め癖がついてしまう可能性が非常に高くなり、同じことを繰り返してしまいます。

 

今の時代は短い時間でいかに会社に利益をもたらす事ができるかで会社で評価される時代なので、いつまでも若いから人よりも働くという時代遅れの考えを持った会社にこだわる必要もないので、いっそうのこと今の会社に見切りをつけて新しい会社で頑張ってみるのもいいかもしれませんね!!

 

 

まとめ

 

定時で帰るために毎日計画的に仕事をこなしているのに帰ろうと思ったら別の仕事を持ってくる上司。。。

 

ときにはしょうがない状況や自分の仕事を後回しにしないといけない状況など避けて通ることができないばいいもありますが「長時間働く人=仕事ができる人」ではありませんし、そんな考えは時代遅れでしかありません!!

 

もしもそんな状況に直面しているなら我慢ばかりしないでしっかりと対処することでストレスをなるべく感じないようにしましょう。

 

会社で働く上でストレスは体に毒です!!

 

・明日できないか考える

・きっちり断る勇気を持つ

・今の会社に見切りをつける

 

いろんな引き出しを持つことで臨機応変な対処の仕方を身につけましょう。

 

 

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